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「読む力」と「地頭力」が
いっきに身につく
東大読書」の感想

公開日: / 最終更新日:

本の情報Book Information

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書
著者:西岡 壱誠
発売日:
本の長さ:282ページ

「「読む力」と
「地頭力」が
いっきに身につく
東大読書」
の感想Thoughts

23冊目は、読書の仕方です。
普段から読書をすることで、実務に何かいかせないかと考え、試行錯誤していたので、Instagramで「東大読書」と「京大読書」を比較している方がおり、興味をひかれました。

まず、目次の簡略版は下記です。

PART 1 地頭が良くなる「東大読書」の5ステップ
 STEP 1 仮説作りで「読み込む力」が劇的に上がる
 STEP 2 取材読みで「論理の流れ」がクリアに見える
 STEP 3 整理読みで難しいことも「一言」で説明できる
 STEP 4 検証読みで「多面的なモノの見方」を身につける
 STEP 5 議論読みで本の内容を「ずっと記憶」しておける
PART 2 東大流「読むべき本」の探し方

上記の内容で聞き慣れないことばもあるかと思いますが、結論そこは重要ではないと思います。
その中に書かれております、

  • 記者
  • パラレル読み
  • クロス読み
  • ベストセラー
が、ポイントだと僕は思いました。

まず、「記者」。
「本を読まないでほしい」
「本を読むのではなく、本を取材しなければならない」
と記載があるのですが、僕の解釈として、「ただ文章を読むのではなく」、「文章に対して、鵜呑みにせず、日常に活かせるために、必要なことを記録し、時には調べる」ということが重要だと思いました。

次に、「魚」。
単純で、本には身と骨があり、骨子に補足として身があるようなイメージです。
つまり、骨子をまず理解することが重要だと僕は感じました。

そして、「パラレル読み」と「クロス読み」。
どちらも同じような意味だと僕は捉えました。
「関連性のある2冊の本を読む」
と記載があり、これに同意です。
1冊だけでは、情報に誤りがあったり、著者の偏見であったり、言ってしまえば罠がいくつもあることをモロに脳へアタックしていきます。
ですが、2冊、3冊と同じ分野の本を読むことで、情報が共通しているところは、誰もが考えることで、吸収すべき場所だと考えることが可能です。
もし、相違点がある場合は、自分事として考えて見た時に活用できそうな方をリスクも鑑みて試してみることをおすすめいたします。
改善が必要であればPDCAです!

最後に「ベストセラー」。
「売れている本を読みましょう。多くの人が読んでいる本がいちばん」
「今売れているベストセラー」=「良い本」だとは限りません
と記載があるのですが、よくわかりませんね。
ここで、
「多くの支持を集める主張や意見を知っておく」
「世の中の"今"の空気」を知る
という記載が出てきます。
つまり、何が言いたいかと言うと、「いい」と評価されているものには、絶対にそれなりの理由があり、その理由がどこかに隠されており、それを知るのは、どんな人にもとてもプラスと、この本では言っています。

さて、ここで僕も同意なのですが、僕なりの考えでは、ベストセラーをおすすめするべきポイントを一つ挙げるとするならば、それは「安心感」です。
逆説的にベストセラー以外の本は、ある種ギャンブルです。
普段から本を読んでいる人であれば、またはセンスが良い人であれば、目利きできると思いますが、普通の方はなかなか難しいと考え、微妙な本を選択してしまうと、回り道してしまい、何も得られず、ただただ時間が過ぎて終わってしまう可能性があります。
ですが、ベストセラーは上記の「それなりの理由」というところで、自分のためになる可能性が飛躍的に上がると僕も読んでいて感じます。

以上がポイントについてです。

Amazonでは星3.8と高評価で、もし「読書の仕方について、考えたこともなく、何か良い本ないかな?」と考えている方にはおすすめの本です。
一方で、すでに普段から読書の仕方について、自分なりに工夫している方は、「ですよね」となるばかりで、あまり参考にならないかもしれません。
あるとすれば、「言語化すると、こういう表現か」くらいの感情でしょう。

もし、気になった方がおりましたら、ぜひ書店で手にとって見ていただけますと嬉しいです!