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「現役東大生が書いた
地頭を鍛える
フェルミ推定ノート
「6パターン・5ステップ」で
どんな難問も
スラスラ解ける!」の感想

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本の情報Book Information

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!
著者:東大ケーススタディ研究会
発売日:
本の長さ:141ページ

「現役東大生が
書いた
地頭を鍛える
フェルミ推定ノート
「6パターン・
5ステップ」で
どんな難問も
スラスラ解ける!」
の感想 Thoughts

この本も思い出深く、2017年くらいに購入した本です。
内容としては「『日本全国の牛の数』など、『直感では検討のつかないような荒唐無稽な数量を、知っている知識だけをもとに、合理的な仮定とロジックを駆使して、短時間で概算する方法』※上記本より引用」という方法を解説しており、ケーススタディが例題として15問、練習問題として15問あるので、考え方について知ることができます。

頭の体操にもなるので、僕はゲーム感覚で本を読んでました。

また、お客様の課題を解決する際、仕事柄、マーケ的な要素が必要で、目的、目標(KPI)、ターゲット、ペルソナなどを考える必要がありました。
そのとき、後輩にもフェルミ推定のやり方を知ってもらえば、業務効率化に繋がると考え、時々レクチャーしてました。
その他でも面接の際に、「日本に猫は何匹いるか?」という問題を出したこともございます。
この問題だけで採用をするかしないかを決めることはできませんが、応募者の考え方を知ることができます。
デメリットとしては、なれてない応募者が多いと思うので、参考にしづらい点と回答に時間が必要であることです。

そして、僕の場合、なんとなく頭に入っているので、ロジックを組み立てられるようにはなっているのですが、時々、この本を見たくなるときがあり、今でも、数十分くらい「ふむふむ」と見ることがあります。

もし、会議の場などで、頼れる存在を目指している方にはおすすめの本です。
今でも、書店の転職系のコーナーに、"しっかり"置かれているので、人気な本だと思います!
※Amazonでは、457の評価があり、4.1と高かったです